わかりやすい火葬知識ブログ

2017年10月27日

これは喪主が自由に選べない場所となります

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

葬式をするには火葬をすることが現在の日本では義務となっています。それをするには火葬場を利用しないとなりません。それは日本全国にたくさんありまして、ほとんどのところでは基本的に市町村が運営をしています。そしてそれぞれの施設は規模も利用料金も違っています。

利用料金は施設のある地域内に住んでる人と住んでない人で異なります。地域内に住んでる人に対しては割安で提供され、住んでない人に対してはより高額な料金となります。これも各自治体によって異なります。地域内に住んでる場合だと安いところでは無料あるいは1万円以下で提供されます。

対して地域外の場合は無料は絶対になく、安くても2から3万円台、高いところだと数万円以上になる場合もあります。なおこれとは別に一部地域では職員に対してのチップが暗黙で渡される場合があります。その利用では予約を必要とします。

なぜなら予約しないと施設内は待ち続ける遺体で大混雑をしてしまうからです。そして実際に現在では高齢化社会であるために一部地域では利用者が多くいてなかなか予約が取れにくい場合もあるとされます。となると告別式の日をずらさないとならない事態もあります。

その予約は葬儀業者となり故人のお遺族は基本的に選べません。基本的に選べない理由の1つは地域外になるため料金が高額になること、遠方なために移動時間もかかるし、霊柩車の搬送移動で追加料金がかかるからです。その火葬場利用をする場合は施設に到着して棺桶を火葬炉に入れると簡素な儀式があり、それが終わると喪主がスイッチを入れて遺体は焼却されます。この焼却には1から2時間くらいかかります。それを待ってから遺骨の回収となります。この遺骨の回収は各地域によって異なり一部しか回収されない場合があります。このとき気を付けることは火葬炉はまだ熱いのでそれに身体や衣装が触れないようにすることです。そして遺骨自体の回収は左手で行います。というのは死者を扱う場合は生きてる人の反対側が基本とされるからです。生きてる人の多くは右手が基本なのでそれの反対側は左手ということになります。