2019年12月15日
目まぐるしい現代生活に埋没しそうな一周忌法要
家族が亡くなって葬儀を行い、遺骨を自宅に持ち帰ると故人がこの世からあの世へ旅立つとされる死後49日に施主が四十九日法要を行う習わしがあります。この法要には家族と近親者の他に生前、故人と関係の深かった友人、知人が集められます。
四十九日法要が終了するとその後は一周忌や三周忌等の年忌法要を行う習わしがあります。しかしながら、最近は葬儀全体に行事内容の簡素化が風潮になっています。そこで、こうした一連の年忌法要を行わない遺族も多いようです。
行う場合も家族とほんの近親者だけでホテルや自宅に集まって僧侶を呼んで講話を聞き、会食する程度に省略化されています。多忙で目まぐるしい生活や費用をできるだけかけない生活が現代社会の流れだということで一周忌も祥月の命日に行うことが難しくなっています。
そこで、皆がこぢんまりと集まれる祥月祥日に近い休日や祭日に故人を供養する姿勢が一般的になっています。このように、お互いにゆっくり集えない家族や近親者が増えているようです。従って、一周忌を行うケースでもお互いに平素の御無沙汰を詫び合う機会にする気持ちの方が強くなっていると言われています。また、墓地が用意できていれば一般的に故人の納骨も四十九日法要後に行われますが、祥月祥日に近い休日に合わせて関係者で納骨するケースも少なくないようです。
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