わかりやすい火葬知識ブログ

2020年01月28日

一周忌の日程の組み方と呼ぶ人を考える

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一周忌とは、故人が亡くなってから丁度一年目にあたる日、祥月命日に行う法会のことになります。葬儀が終わった日からではありませんので、注意しましょう。ですが忙しい生活を送る人たちには、丁度一年目の日に集まってもらうことは非常に難しく、家庭の都合などを考えて休日とか祭日に行われることが多くなっています。

日程をずらす場合でも前倒しすることが習慣となっており、一般的には命日の後にすると言うことはありません。この一周忌に参列してもらう方々は、遺族以外として親族や亡くなった方の友人・知人。会社関係の人など親しくお付き合いをしていた人などに集まってもらうことが一般的となっています。

と言うのも、大勢の方に集まってもらうことになるのはこれが最後と言っても良く、三回忌になるとごく身近な親戚のみで行うことになるからです。一周忌には僧侶の手配が必要になり、菩提寺がある場合には菩提寺へ連絡を早めに入れるようにします。

日程を早めに決めることも、菩提寺側としても嬉しいことになって来ます。僧侶へのお礼として、お布施代と車代、そして食事を一緒にする場合は別として食事をしない場合は食事代も用意することになります。地域によっては、僧侶には持って帰って頂く食事を用意する所もあるようです。